調査・コンサルティング

石油製品・石油化学製品

概要

安全性(Safety)を前提とした供給安定性(Energy Security)、経済性(Economic Efficiency)、環境適合性(Environment)のS+3Eを要件とする石油製品、原油から生産され私たちの生活を支える素材である石油化学製品の製造技術、品質、制度・規制等を調査します。

最近の事例

IMO規制対応の燃料技術・船舶技術調査

グローバルな物流を担う外航船の国際機関であるIMO(International Maritime Organization)による船舶燃料の硫黄分規制強化を踏まえ、燃料品質と石油製品需給への影響を調査しました。
石油重質分の利用先である船舶燃料の品質・需要変化は、連産品である石油製品全体にも影響を与えます。
また、船舶燃料にもカーボンニュートラル化の波は押し寄せてきており、次世代船舶技術と、それに対応した燃料・エネルギーの開発が低硫黄化の次の大きな課題となっています。

石油化学品のサプライチェーン、新規用途調査

石油を原料とする化学品の新たなサプライチェーン、新規用途に関する調査を実施しました。
石油のエネルギー利用が制限されるなか、化学品への利用拡大による石油産業の競争力強化が期待されています。
石油化学製品は原料として炭素が必要ですが、燃料製品とは異なり燃焼利用によるCO2発生を伴いません。
リサイクル活用することにより石油に含まれている炭素は、製品として固定化することができます。

バイオ・生分解性プラスチックに関する研究開発動向調査

海洋プラスチック問題と地球温暖化対策の2つの視点から、バイオプラスチック及び生分解性プラスチックの研究開発動向を調査しました。プラスチックは回収して再利用するのが、もっとも望ましい姿ですが、生分解性プラスチックであれば廃棄された場合にも生態系への影響を低減することができます。
更にそれがバイオ原料であれば、分解発生するCO2も原料生産時のCO2吸収とオフセットが可能です。
最近は、火力発電の燃焼排ガスや大気から回収(DAC:Direct Air Capture)したCO2を原料とする素材の製造、CCU(Carbon Capture and Utilization)も注目されています。

ご依頼の手順

1 ご依頼 2 企画 3 ご確認 4 ご契約

ENEOS総研では、国内外のエネルギー、環境技術等の分野を中心に、質の高い調査サービスをご提供します。ご依頼からサービス開始までの流れはこちらをご覧ください。

調査・コンサルティング、技術支援、教育・研修といった各種サービスや、
当社に関するお問い合わせはこちらから